五行説の五気・五淫 【火】の巻五行説の五気・五淫について、今日は【火】の巻です。 ●火 → 暑 『火』の対応する季節は『夏』です。 文字通り夏は暑いですから これに疑問を感じる必要は無いですよね(笑) 夏の暑さが無い『冷夏』でも問題ですし 暑過ぎても身体に障ります。 夏の暑さがしっかりと無い場合、汗がかけません。 これって、とっても重要な問題です! 身体の中に陽性の食物を摂り入れて暖めるという方法もありますが 水毒、冷え抜きのためには 反対の暑い季節にしっかりと対応するのが 根治的なものとなるんだということでしたね。 夏にエアコンに入りっぱなしだったりしていると 身体は汗をかきたくてしょうがないのに出せないという矛盾から だんだん調子を崩してしまうということにもなりかねませんよね。 とってもありがちな事です。 女性の方で オフィスが寒いけれども 男性とか、外から帰ってきた社員、お客様に合わせて 我慢して重ね着している方ってとっても多いですよね。 旦那さんは暑がりで夜中じゅうエアコンの中で 寒くて死にそうなので 夏は家庭内別居を決め込んで 別室で寝ていますと言う方も多いですね(笑) 夫婦も陰陽のバランスが取れていることが多いですから 暑がりと寒がりがペアになっているんでしょうね(笑) ・・・少し脱線するかもしれませんけれども ページ一覧の 『五行説の臓器と季節の関係』でも書きましたが 特に冷え性の人は 夏の時期にしっかり汗をかいて陰のエネルギーを抜き 陽のエネルギーを身体に取り入れておくことが とても大切な養生になるんです。 こういう方たちの中には 「努めて汗をしっかりかきましょうね」とお話しても 「汗をかきたくてもほとんど汗が出ないんです」 と言われる方がとても多いのに驚かされます。 そして しっかり汗をかこうと思ってサウナとか熱いお風呂とかに入ると すぐにのぼせてフラフラになってしまうので 暑いのも苦手な方が多いです。 こういう方は陰性体質ですから ナトリウムを始めとする陽のミネラルが不足しています。 足湯、半身浴などで暖めて 血液の巡りを良くして汗をかきやすくすることも 年間を通して良いと思いますが そういう事をする前とか最中に 梅醤番茶 (種を取った梅干1個を湯飲みの中でよくつぶして練り 醤油小さじ2~3杯とショウガおろし汁を少々入れ 熱い番茶を注いでよく混ぜてから飲む) とかの良い塩分を摂りながらがお勧めですね。 それから 寺門琢己さんの 「かわいいからだ」シリーズの本にも書いてありましたが http://www.rakuten.co.jp/aoyamabc/437792/437804/#423514 口に水を含んでから足湯とか腰湯をすると 脳が身体への水分補給は十分出来ているから 汗を外に出して水を抜いて良いと判断するんです。 すると汗をかきにくい人でも 普段より発汗しやすくなるというのもお勧めですね。 口の中がドロンとした唾液になったら 吐き出してまた新しい水を少量含むという事を繰り返します。 どうしても陰性体質ですから 身体を冷やす陰性のもの (南国の果物、甘い飲食物、冷たいものなど・・・) は控えるようにした方が賢明でしょうね。 そして陽性のもの (根のもの、塩気のあるもの、煮込んだもの、漬け込んだものなど・・・) も積極的に摂り入れることが大切ですよね。 陰性、陽性の考え方は ページ一覧を参考にしてくださいね。。。 ・・・どんどん話がそれて行ってしまいます(笑) すみません。。。 もちろん、陽性体質の方でも 夏に汗をしっかりかくのは 身体の老廃物を排出するのに大切な事ですから 積極的に出してくださいね。 反対に暑過ぎても身体は熱を放出しにくくて 過酷な状態になってしまいます。 熱中症のような状態ですかね。 暑い国では体温よりも気温が高いような時がありますが そういう時は木陰などの比較的涼しいところで昼寝をしますよね。 動いて余分な熱量を発生させないということでしょうか? 実はボクも夏になると 昼ごろに眠たくてどうしようもなくなるんです。 ですから夏だけはお昼寝タイムを設けています(笑) セカセカ動けば良いというものでもないのかも知れませんね。 自分を正当化しているようですが。。。(笑) ジャンル別一覧
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